両親へ
こんにちは。お久しぶりです。
みなさんいかがお過ごしでしたか。
ぼくはあばら骨を折りました。
まぁそんなことは置いといてなぜ急に書き始めたのかについてさらっと説明します。
今週の頭に上司から真っ白の手紙を渡されて「成人を迎える社員は親御さんに手紙を書いて送ることになってるから書いて」と言われました。
『時間内ですか?(笑)』と聞いたら「外で(笑)」って言ったので破って捨てようと思いましたが、まぁ悪くはないなと思ったので書くことにしました。
あ、ぼくはこう見えて今年二十歳になります
で、まぁいきなり紙に書くのもアレなのでとりあえずここに下書きみたいなつもりで思いついたことをばんばん書いていこうと思います。
ですのでここから先は面白くも何ともないと思いますので、はい、せっかくなのにアレですが、ここまで読んでくださってありがとうございました。
母へ
いきなりでびっくりしてるとは思いますが、いいことが書いてあるかもとか期待して見ないようにはしてください。感謝の気持ちというよりは、これまでの人生の感想を書きます。
小学2年生くらいだったか、急に共働きになりとても寂しくなった思い出があります。
家に帰れば当たり前のように母がいて、クーラーの効いたリビングのソファーに飛び込む。
そんな日常が当たり前だと思っていたしずっと続くと思ってました。
それが欠けてしまったとき、子供ながらにあれが幸せだったんだと思いました。
働いて疲れて帰ってきた後に、バカ息子2人(兄と僕)を相手にして家事もして。今になって考えると相当な苦労だったと思います。
そんな苦労にも負けず育ててくれたおかげで、今ぼくは先生という立場で日々を過ごしています。
「人に教える」ということは本当に難しい。親というものがどれだけ偉大なのかと、最近よく思います。
ぼくの好きな歌の中に「あなたのもとに生まれ落ちたことがこんなにも幸せだったなんて」という歌詞があります。ぼくの人生の感想も全く同じです。ありきたりだけど。
育ててくれてありがとう。 息子より
父へ
あんま長文とか読むの好きそうじゃないのでパパッと書きます。
まず、体は労ってください。意外と歳食ってんだし体に鞭打って働くとかもうやめてください。絶対に。
煙草、小さい頃にやめてくれてありがとう。ぼくはまぁ煙草吸ってるあなたは嫌いじゃなかったけど、体のことを思えばやめてくれて良かったなと思います。
あとはまぁあれだ。車間距離はもっと空けて運転して。なんかあってからじゃ遅いんだから分かってくれ。
いろいろ言ったけど、最後に一つ。
将来ぼくに子供ができて、その子が成人を迎える時に今のぼくの親に対する気持ちと同じことを思っていたら、ぼくはぼくの人生に100点満点をあげたいと思います。
息子より
終わり